管理職には英語やお金など介護プラスアルファの知識が必要？

英語に関する知識

少子高齢化により、労働力不足が深刻化しつつある日本。労働力の人材確保の一環として、外国人労働者の受け入れが進んでいます。介護業界でも、外国人技能実習生の受け入れが活発化しているところです。今後、外国人労働者はますます増えていくと考えられます。管理職になれば、外国人労働者の面接を行ったり、指導をしたりすることもあるでしょう。その際役立つのが英語スキルです。英語が話せれば、外国人とのコミュニケーションが図りやすくなります。外国人労働者の人材確保もしやすくなるでしょう。また、在留外国人が介護施設に入居される場合も、英語の知識は役立ちます。管理職を目指すうえでプラスアルファの知識を身につけたいという方は英語の習得を目指してみてはいかがでしょうか。

お金に関する知識

管理職の立場になると、介護施設の経営管理に関わる機会も出てきます。ときには、入居者のご家族からお金の相談をされることもあるかもしれません。そんなとき、お金に関する知識があれば適切に対応できます。お金の勉強をするのであれば、ファイナンシャルプランナーや簿記の資格取得を目指すのもおすすめ。資格取得という目標を掲げることで、勉強に対するモチベーションを維持できるでしょう。

パソコンに関する知識

現場で活躍する介護職と比較すると、管理職は事務関連の業務が増える傾向にあります。たとえば、職員の出勤管理や研修の資料作成、日々の介護記録、入居者家族への連絡といった業務に携わることもあるでしょう。パソコンに関する知識があれば、それらの業務をスムーズにこなすことができます。管理職として効率的よく仕事を進めていくためにも、パソコンスキルの習得を目指したいところです。パソコン操作に不慣れな場合は、まずWordやExcelの勉強から始めると良いでしょう。

日々の癒やしにつながる知識

介護施設を利用される方の癒やしになるような知識の習得を目指すのもおすすめです。たとえば、やさしい香りを楽しめるアロマや、季節を感じるお花、心が明るくなる音楽といった知識は、彩りある日々を送るうえで良いスパイスとなります。管理職が有する知識を介護職に伝えることで、施設全体にも良い影響をもたらすでしょう。結果として、サービスの質の向上にもつながるかもしれません。癒やしにつながる知識を深めたい方は、まず、自分が興味のある分野から勉強を始めてみると良いでしょう。趣味として楽しむうちに、自然とスキルが身についていくはずです。